検査について
当院では、上部消化管および大腸内視鏡検査・超音波検査・心電図・
ホルター心電図・レントゲン検査などを行うことが出来ます。
各種検査の流れ該当する検査内容をお選びください。
初診の流れ
来院時にご用意いただくこと。
- 初診はご予約いただく必要はありません。
- 保険証をご持参下さい。
- 他医院からの紹介状・検査データやお薬手帳、薬局からの説明の文書をお持ちの方は持参してください。
- 問診票もしくは、気になる症状や質問したい点などメモをご用意いただけるとスムーズに受診いただけます。
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胃内視鏡検査の流れ
要予約当日朝 絶食必要
前処置
- 絶食で来院されたことを確認した上、当日の流れと楽に検査を受けてていただくためのちょっとしたコツをお話します。
- ご質問があればここでお聞きします。
- それから胃の中をきれいにするお薬を飲んでいただきます。
咽頭麻酔
- ゼリー状の表面麻酔薬をしばらく喉の奥にためて喉の麻酔を行います。
- 十分な時間で麻酔した後にスプレーの麻酔を追加します。
検査
- 検査用ベッドの上に横になっていただきます。
- 検査中は安全確保のため血中酸素濃度と脈拍がわかる装置を指先に装着していただきながら検査を行います。
- 不安の強い方や、以前検査を受けて苦しかった患者さんには静脈麻酔を行う場合もあります。
- 検査時間は5-10分程度ですが、ポリープや潰瘍・がんなどがみつかった場合は組織の一部を採取して詳しく調べます(病理検査)。通常痛みを感じることはありませんのでご安心ください。
- 胃炎・胃潰瘍があればピロリ菌感染の有無を確認します。
検査後
- 検査終了後、結果を説明します。
- 病理組織検査やピロリ検査を行った場合は2週間後に追加の説明をします。
- 追加処置がいる場合はご相談の上、最適な病院をご紹介いたします。
- 他院からの紹介で当院を受診された場合は、紹介元の先生に結果をお知らせいたします。
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大腸内視鏡検査の流れ
要予約前日からの前処置必要
前処置
【検査前日の食事】炭水化物中心の消化の良いものだけをとっていただきます。
【夕食後】下剤を2種類服用していただき、就寝までの間に数回排便がある状態にします。
【検査当日の早朝】下剤を服用していただき、再度腸をきれいにします。
・下剤は自宅でお飲みいただきますのでご自宅で排便を済ませることができます。
・痛くはありませんが水様便が続きますので水分補給をしてください。
検査準備
- 検査着に着替えて検査台の上に横になっていただきます。
- 以前に検査を受けて苦しかった患者さんには静脈麻酔を行うこともありますが、基本的には肛門周囲の表面麻酔を使用します。
検査
- カメラの挿入後、腸に空気が入りますのでお腹が膨らむ感じがありますが、検査中もお話をすることができますので何か症状・苦痛があればお聞きします。
- ポリープや潰瘍・がんなどがみつかった場合は組織の一部を採取して詳しく調べます(病理検査)。
検査後
- 大腸の観察のため水や空気が入って少しお腹が張った状態になるのでトイレに行っていただいたあと着替えます。
- 落ち着けば、ゆっくり検査結果を説明させていただきます。追加処置がいる場合はご相談の上、最適な病院をご紹介いたします。
- 他院からの紹介で当院を受診された場合は、紹介元の先生に結果をお知らせいたします。
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超音波検査予約不要できれば絶食
- 体表面から肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・前立腺などの腹部臓器を観察することができます。
- よりよい条件で超音波検査を行うには、お腹のガスが少ない方が適しています。検査前は出来るだけ食事を抜いて来院してください。
- 強い腹痛など急に検査が必要になった場合は食後でも検査いたします。
- 放射線を浴びることはなく、妊娠中の方にも行うことができる安全で苦痛のない検査です。
- 腹部以外にも頸動脈にあてることで動脈硬化・血栓の有無を確認したり、甲状腺・リンパ節の疾患を診断します。
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心電図予約不要 / ホルター心電図要予約
【心電図】動悸や胸痛・胸苦しさがあるときに不整脈・狭心症・心筋梗塞・心不全などの有無を確認するために検査をします。ただし、症状はなくともこうした病気が隠れている事もあるので、とくに高血圧・高脂血症・糖尿病がある場合には定期的な検査をおすすめします。
【ホルター心電図】小さな装置を装着して24時間心電図を持続的に記録する検査です。狭心症や不整脈はいつもおこっているわけではなく一般心電図のように短時間の記録ではなく一日中記録することで隠れた異常を見つけ出します。また、寝ているときや運動しているときなど症状の起こる時間・行動との関連を確認することができます。装着中もお風呂に入る以外は日常通りの生活ができます。
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レントゲン検査予約不要
- 胸部・腹部を中心にレントゲン撮影を行います。
- デジタルレントゲンのため被ばく量の少ない条件で撮影でき、劣化のないデジタルデータとして電子カルテに保存します。
- 撮影後は診察室のモニターですぐに結果を確認できます。
- 咳や痰が続くときには肺炎・結核・肺がんなどがないかを診断します。喫煙される方は症状がなくとも検査をお勧めします。
- 妊娠中・妊娠の可能性がある場合は検査できません。
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ピロリ菌検査
予約不要絶食必要事前の内視鏡検査が必要
- 内視鏡検査で胃炎・胃潰瘍があった場合、ピロリ菌感染の有無を確認します。
- ピロリ菌の除菌後にも除菌が成功したかどうかの確認のため検査します。
- 内視鏡・採血・便検査のほか専用バックに息を吹き込む呼気試験などの方法があり、除菌後の効果判定には呼気試験で検査します。
- 検査には30分程度かかりますが息を吹き込むだけなので痛みや苦痛はありません。ただし除菌後の検査では最低でも1ヶ月以上間をおいてからでないと検査できません。
- 当日朝絶食で午前10時30分頃までにお越しください(8時間以上は空腹が必要です)。お水は3時間前までは少量ならかまいません。